第7歩:肩甲骨って
本気になって、ムチウチ完治をめざすブログです。
第7歩 肩甲骨について
肩甲骨はがしの話の前に
肩甲骨について、おさらいです。
肩甲骨は背中の上部分にある大きな骨。
その見た目から「天使の羽」と言われていますが
実はもう一つ別名を持っています。
それは「上半身の骨盤」。
□腕を支え、上半身の動きを自在にする
上半身と下半身をつなぐ骨盤は
立っているときも座っているときも
体のバランスを保つ重要なパーツです。
肩甲骨も上半身にとっては
要ともいえる大切な関節で、
腕を自在に動かすためには
肩甲骨の柔軟さが欠かせません。
□肩甲骨の歪みや凝りは全身の骨格に悪影響を及ぼす
骨盤の歪みが健康にも美容にも良くないのは
よく知られていますが、
肩甲骨も柔軟で自在に動ける状態でなければいけません。
肩甲骨が歪んでいたり凝り固まっていると、
首、肩、背骨などに負担がかかり、
全身の骨格に悪影響を及ぼします。
肩甲骨には上半身を自在に動かすという
重要な役割があります。
□肩甲骨は宙に浮いている?
しかしその大切な肩甲骨、
実は鎖骨と一部がつながっているだけの
ほぼ宙ぶらりんの状態なんです。
だからこそ上下左右の自在な動きが
可能になるということです。
詳しく紹介すると、肩甲骨には6種類の動作があります。
【肩甲骨の6つの動き】
1. 挙上…肩甲骨を上げる動きです。
肩をすくめる動作など。
2. 下制…肩甲骨を下げる動きです。
肩をさげる動作など。
3. 外転…肩を内側に入れるようにすると、
左右の肩甲骨が中心から外側に動きます。
4. 内転…胸をはるようにして
肩甲骨を背中の中心に寄せる動き。
5. 上方回旋…腕をあげる動作など。
肩甲骨を回転させながら背骨から離すような動き。
6. 下方回旋…背中に手を回すなどの
5と逆の動きです。
肩甲骨が下側に回転しながら
背骨に近づく動き。
体の中にはいくつもの関節がありますが、
肩甲骨は特に可動性の高い関節です。
■現代病のひとつ、肩こりに効果絶大な肩甲骨はがし
「肩甲骨はがし」なんてちょっと怖いネーミングですが、
整体院などの専門の治療院で行われる施術のひとつで、
凝り固まった肩甲骨の可動域を広げるためのストレッチのことです。
なかでも肩こりに効果が絶大と言われています。
□肩甲骨を動かさなくて済む生活
何をするにも手元の操作で完結してしまう今の時代。
自ら体を大きく動かす作業やスポーツなどをしない限り、
普段の生活ではなかなか肩甲骨を動かす機会はありません。
ただでさえ動かなくても済んでいる私たちの肩甲骨ですが、
さらに拍車をかけてしまうのがこのような生活習慣です。
• スマホの操作
• パソコンなどのデスクワーク
• 車の運転
こうした背中を動かさない日常生活の中で、
肩甲骨はどんどん硬くなってしまっているそうです。
□肩こりと肩甲骨の関係
肩こりは、筋肉が硬くなることで起きることを
初めて知りました。
長時間同じ姿勢でいると首や肩に負担がかかり、
下のような筋肉が硬くなっていきます。
〇僧帽筋
背筋の上側、首から肩甲骨にかけてある筋肉。
〇広背筋
背筋の下側、腰から肩甲骨にかけてある筋肉。
これらの首、肩、背中に伸びる筋肉が硬くなることで、
• 血行不良
• 神経の圧迫
• 疲労物質の蓄積
などが起きて肩がこるという仕組みです。
さらに肩こりは肩甲骨周辺の筋肉をも硬くするので、
肩甲骨の歪みを引き起こすこともあります。
---------------------------------------------------------------------------
肩こりがひどく、ゴリゴリとした音がするときは
肩甲骨に歪みやズレが起き、関節に負担がかかっている
可能性があります。
--------------------------------------------------------------------------
肩こりを解消するためには、
肩甲骨周りの筋肉を柔らかくして、
自在に動く状態に戻してあげることが大切です。
整骨院で毎日、
「ずっと(パソコン)同じ姿勢でいないで
30分おきに(肩甲骨を動かす)体操するように」
と言われていた理由が、本当によく分かりました。
先生すみません・・・。
ずっと教えていただいていたのに
約束守らずにパソコン作業をし続け、
お昼には背中ガチガチ、
体操せずに一日仕事してしまい、
猫背で首が前に出てしまい
頭ガンガン、吐き気もして
翌朝、整骨院に駆け込む日々
「痛いのは自分もち」
先生の仰るとおりです。
先生、
明日からは、1時間おきに体操します。