第115歩 カフカ

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キレイな姿勢をめざすkamiです。

おはようございます。

 

第115歩 カフカ

 

「青春が幸福なのは
美しいものを見る目を備えているからです」

‹解説›

言葉には続きがある。
「美しいものを見る能力を保っていれば、
人は決して老いぬものです。」


この名言を遺したのは
チェコの小説家、フランツ・カフカ

ある朝、目が覚めたら
自分が大きな虫になっていたと言う
衝撃的な書き出しで始まる
『変身』の著者である。

物語全体を包むトーンは、
滑稽なほどに陰鬱で、絶望的だ。
にもかかわらず、
結末は物語の全てを覆すような
清々しさに溢れている。

41歳の若さでこの世を去るまで、
カフカの目は
美しいものを見通すことができたのだろう。

暗い森なのに空気は澄んでいる。

そんな不思議な美しさが、
カフカの小説の中にはある。

カフカ、中学生で初めて『変身』読んだ時

衝撃的だったことを思い出します。

あの物語の全体に流れる陰鬱な感じ

でも、読まずにいられない

不思議な感じ。

そして、読後感

現実に引き戻されるときの

まだ、その世界にとどまりたい

カフカの世界に居続けたい気持ち

思い出しました。

あ~懐かしい

 

 廊下のカレンダーの今日の標語

「青春が幸福なのは
美しいものを見る目を備えているからです」

 

そっか...。

そういう目を持っていたのか

毎日毎日楽しくて

箸が転がっただけで大笑い

いつも弾むような気持ち

 

走りたくて

笑いたくて

歌いたくて

面白くて

 

今、子ども達が

まぶしくて

羨ましく感じるのは

 

美しい目を持っているから

なのか...!

 

いつも楽しそう

いつも楽しんでいる

それは、

美しいものを見る目を備えているから

 

「美しいものを見る能力を保っていれば、
人は決して老いぬものです。」

若々しくいたいですよね

美しいものを見る能力を保ち続けたい!

そのために、できること

 

美しいものを見る能力って

「よかった」を探す力

 

どんなにつらく悲しい事実があっても

その事実は変えることはできません。

 

変えることができるのは

その事実の中から、よかったを探し

よかったと喜び、切り替えていくこと

 

どんな事実が起きても

今を楽しむだけ。

今、目の前の人を楽しませるだけ

 

気づいてよかった

今日も素敵な1日になりますように。

第114歩 言葉にして伝える

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キレイな姿勢をめざすkamiです。

おはようございます。

 

第114歩 言葉にして伝える

 

和田裕美さんの

和田手帳より今週の言葉

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30週 7/23(月)
言葉にしないとわからないweek
「なんでわかってくれないんだろう」と、
相手に不満を感じることがありました。

でも、相手は
私とは違う価値観で生きているので、
基本は「わからない」のです。

だから、
“言わなくても察して欲しい”
なんて期待は捨てて
「私はこうしてほしい、なぜなら…」と
伝えるようにしたら、
ぐっと理解し合えるようになりました。

言葉にして伝えるって本当に大事。

そっか。

言わないと伝わらないのか・・・。

 

「どうして分かってくれないの」

「察してほしい」

なんて思っていても

相手には伝わらない。

 

相手は、自分とはまったく違う価値観。

そう思ったら、ス~と楽になりました。

 

 「こうして欲しい。なぜなら...」

ときちんと自分から伝えます。

 

気づいてよかった。

今日も素敵な1日になりますように。

第113歩 御祭禮

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キレイな姿勢をめざすkamiです。
おはようございます。

第113歩 御祭禮

7/21(土)~22(日)御祭禮です。
私の住んでいる町の夏祭り。
かつては
7月、宵宮の祭りが20日、本祭りが21日と
決まっていたそうですが、
現在ではその両日に近い土曜・日曜の日を
選んで行っています。

「高仁神社夏祭り」または「御祭礼」
と呼んでいます。
この町一番の例祭で、
町全体で行う大がかりなお祭りです。

神楽奉納に賛同・協力する皆さんの
「神楽奉納の会」による
笛、太鼓、獅子舞いの稽古が
5月から始まり、
この祭りに町全体で総力を上げて
神楽を奉納しています。

子ども達も「少年神楽」として
週一回の練習を重ねてきました。

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祭りの2日間は参道に
大掛かりな門灯籠、
五反、三反、一反の幟を建てます。


また、神社に続く参道には
68本の夜燈を並べ立て
夜はそこに蝋燭を灯し
幻想的な雰囲気となります。

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家庭では、親戚、知人を招いて
夏野菜の天ぷらや
もろこし、枝豆など畑の恵みの手料理、
おやきをふるまいます。

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宵宮の祭りは、
夕刻、町の両端の集落から
それぞれ獅子頭を積み、
笛、太鼓を打ち鳴らす神楽を中心に、
傘鉾、大小の提灯、
灯籠に灯を入れた
道中行列が出発し、
途中で合流して
神社まで3時間かけて町内を巡り歩きます。

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大笹街道を上る「下の神楽」の祭礼
羽織袴の正装をした仁礼の役員の皆さん

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門口に提灯を灯し祭礼の行列を迎える家々

その百を越える
提灯、灯籠の灯と
青田を渡る風にのって広がる
笛、太鼓の響きは、
何ともいいがたい風情があります。

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一之鳥居で獅子しめ切りの舞い。

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神社に着くと
煙火が賑やかに打ち上げられ、
社殿では祭事。

境内の舞台では
奉納の獅子舞い、演芸と続き、
夜遅くまで祭りを楽しむ人たちで大賑い。

 

また「上の獅子」「下の獅子」と呼ぶ
二体の獅子が、それぞれに所作や囃子が
微妙に異なる舞いを奉納することは、
この神社例祭の特色になっています。

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翌日7/22(日)は、
昼過ぎから本祭り。


町の中心に当たる集落から神社まで、
子供神輿(みこし)を先頭にして出発。


二台の神楽を中心に
笛、太鼓の音に合わせて
道中行列が続きます。

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江戸時代にタイムスリップしたかのような情景

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2日目は、神官も巡行に加わります

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神社について
本祭りの祭事、獅子舞い奉納、
少年神楽太鼓、演芸が行われ、
夕刻、祭りの全てが終わります。


古くから受け継がれている
羽織り袴やカンカン帽子
ゆかた姿、圧巻の道中行列。

 

この地元が好き

この祭りが好き

そう言ってくれる若者が大勢いて

有難いです。

 

少年神楽のおかげで、

この町の子供たち

ほとんどが

太鼓・笛の演奏ができます。

 

家の近くの会館が練習の場。

神楽練習している音色

毎晩、家まで聞こえています。

20年前に嫁いだばかりの私も

耳から覚えました。

 

今晩からしばらく聞けなくなるのは

少し淋しいです。

私もすっかり御祭禮のトリコです。

 

今日も素敵な1日になりますように。

第112歩 花火

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キレイな姿勢をめざすkamiです。

おはようございます。

 

第112歩 花火

 

7/21.22は、御祭禮。

楽しみにしていた近所の子供たち

浴衣や法被(はっぴ)に着替えて

出かけます。

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赤い傘鉾や、

羽織袴の正装をした役員が行列に連なり、

かつての仁礼宿であった

沿道のたたずまいと相まって、

大変印象的かつ盛大なお祭りです。

「地域文化遺産」になっています。

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稲の緑に赤い傘鉾が鮮やかに映えて

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青い空に赤い傘鉾

この御祭禮
江戸時代から続く長い歴史があります。
祭禮の巡行に特徴があり、
町の11集落が上下の組に分かれ、
上と下 2手からそれぞれ祭禮行列が出発、
旧街道を巡行してかつての本陣のあった
地区で合流します。

毎週、練習してきた少年神楽
夕方、町の中心にある会館に集合
笛や太鼓、お囃子、
可愛いかけ声で盛り上げ
さきの巡行に
子ども達も合流
「道中」を演奏しながら
神社まで練り歩きます。

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鳥居をくぐり、神社に向う役員の皆さん

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この小さな町の御祭禮

午後9時すぎ

花火が上がります。

そばの山々に響き、

ドーンって音が何重にもこだまして

とにかく大迫力なんです。

 

お祝い花火で

「結婚おめでとう。いつまでもお幸せに」

コメントとともに1発

花火が上がります。

ひゅ~、ドーン

 

「じいじ、いつまでも長生きしてね」

可愛いコメント

ひゅ~、ドーン  

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お祭りができる幸せ

家族全員が健康でいる幸せ

ご近所全員揃って花火を見れた幸せ

幸せに気づけてよかった

 

今日も素敵な1日になりますように。

第111歩 猫の手

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キレイな姿勢をめざすkamiです。

おはようございます。

 

第111歩 猫の手

 

暑い日が続きますね。

トップの写真、

なんの花かわかりますか。

 

ヒント

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この写真なら

わかりますよね。

そう、きゅうりの花です。

 

きゅうりの美味しい季節になりました。

たくさん採れます。

有難いです。

 

パソコン作業していると

伸びてくる

猫の手

 

こちらが忙しい時ほど

手を出したいようです

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いよいよ

パソコンに乗ってきて...

邪魔されるので、また明日

 

今日も素敵な1日になりますように

第110歩 命の器

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キレイな姿勢をめざすkamiです。

おはようございます。

 

第110歩 命の器

  

作家の宮本 輝さんが、
『命の器』というエッセイの中で、
次のようなことを書いておられます。

-------------------------------

 

運の悪い人は、
運の悪い人と出会って
つながり合っていく。

へんくつな人は
へんくつな人と親しんでいく。

心根の清らかな人は
心根の清らかな人と、
山師は山師と出会い、
そしてつながり合っていく。

実に不思議なことだと思う。

「類は友を呼ぶ」ということわざが
含んでいるものより、
もっと奥深い法則が、
人と人の出会いをつくりだしている
としか思えない。

どうしてあんな品の悪い、
いやらしい男のもとに、
あんな人の良さそうな
美しい女が嫁いだのだろうと、
首をかしげたくなるような夫婦がいる。

しかし、そんなカップルを
じっくり観察していると、
やがて、ああ、なるほど と
気づくときがくる。

彼と彼女は、
目に見えぬその人間としての基底部に、
同じものを有しているのである。
それは性癖であったり、
仏教的な言葉を使えば、
宿命とか宿業であったりする。

それは事業家にもいえる。
伸びていく人は、
たとえどんなに仲がよくとも、
知らず知らずのうちに、
落ちていく人と疎遠になり、
いつのまにか、
自分と同じ伸びていく人とまじわっていく。

不思議としか言いようがない。

企んでそうなるのではなく、知らぬ間に、
そのようになってしまうのである。

最近、やっと
この人間世界に存在する数ある法則の中の
ひとつに気づいた。
「出会い」とは、
決して偶然ではないのだ。

でなければどうして、
「出会い」が、
ひとりの人間の転機と成り得よう。

私の言うことが嘘だと思う人は、
自分という人間を徹底的に分析し、
自分の妻を、あるいは自分の友人を、
徹底的に分析してみるといい。
「出会い」が
断じて偶然ではなかったことに
気づくだろう。
(『命の器』宮本輝著より一部要約して引用)

-------------------------------

 

一流の作家ならではの人間観察ですね。

いい出会いをしたければ、
自分の心の波長(人間性)を高めていく
必要がある、ということですね。

 

心根の清らかな人になりたい

まずは、約束を守り

自分に嘘をつかない

 

今の自分にできることを

精一杯、心を込めて

行動すること

気づいてよかった!

 

■さて、今日は

2時間かけて高速道路を運転し、出張。

今日は調理実習と講義。

牛乳を和食に活かす「乳(にゅう)和食」

 

乳和食(にゅうわしょく)って

聞いたことありますか。

私も初めは、

なぜ?和食に牛乳を使うの?

とすごく驚いたのですが、

牛乳って、すごい。

こんな調理方法もあるんだと驚き。

簡単においしく減塩できます。

 

www.j-milk.jp

伝統的な和食は、米飯を主食に、
主菜や副菜に魚介類や野菜類を多く使い、
脂肪分も少ないことから、
健康的な食事と考えられていますが、
実は、食塩の摂取量が増え
カルシウムも不足しがち
という弱点があります。
牛乳の持つ「カルシウム」と「旨味」や
「コク」で和食の弱点を補うのです。

 

もし、興味がありましたら

上記サイトに

レシピたくさん掲載されてます。

 

この猛暑のなか

今日の問題は、

会場の料理実習室にはエアコンがないこと

扇風機も持ち込み

ペットボトルの水も凍らして持参しますが

どうか、うまくいきますように

 

今日も最高の1日になりますように。

第109歩:器

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キレイな姿勢をめざすkamiです。

おはようございます。

 

第109歩 器

 

『ザ・シフト』のなかで
ウェイン・W・ダイアーが
次のように語っています。


「人は“欲しいもの”を引き寄せるのではなく、
“自分と同じもの”を引き寄せる」

また、名著『原因と結果の法則』の中には、
次の言葉が出てきます。
「私達は自分と同種のものを引き寄せます」

私たち人間は
磁石のようなもので、
自分という人間にぴったり合った現実を
引き寄せている、そうです。

つまり、私たちは、
欲したものや念じたものを引き寄せる
のではなく、
自分という人間の器に見合った現実を、
自分の心の波長と同類の現実を、
引き寄せているのです。

ということは、
叶えたい願いごとを実現するには
「ふさわしい自分になること」なんですね。

素敵な恋人がほしいならば、
自分自身が素敵な人になること。


事業で成功したいならば、
成功者と呼ばれるにふさわしい人物になること。

たくさんの人から応援されたいならば、
たくさんの人が応援したくなるような
魅力的な人間になること。

つまり、
その願望を実現するのにふさわしい
人間性人間力・人格を
そなえた人物になること。


これこそが
「最も手がたい願望実現法」であり、
「王道」でもあります。

この「王道」を外れた状態で実現した願望は、
一時的な実現にとどまってしまい、
長続きしないことが多いそうです。

また、
「類は友を呼ぶ」

という諺(ことわざ)がありますね。


一般的には、
「似た者同士が自然に集まる」とか
「同じ性質を持った者どうしが寄り集まる」
という意味で使われますが、


人と人の間には、
もっと深い内面的なレベルで、
引き寄せ合う力が働いているようです。


つまり、
同じ心の波長を持っている者どうしが
引き寄せ合い、つながり合うのです。

 

こう考えてくると

一番の近道は

自分の器を磨く

このことにつきるんですね。

 

器を大きくしたい

魅力的になりたい

そう思いながら、

この連休過ごしていました。

 

子ども達が録画した

「高嶺の花」を見ていて

あるシーンに

目が釘付けになりました。

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直人は「いい女だ‥」とつぶやき、
相手を嫌えない、
憎めたら楽なのに‥と
言いながら、
側にあったホワイトボードに
何かを書き始めた。
「喜怒哀(愛)楽」
自分が傷つけられた時、
怒る人と哀しむ人がいる。
怒る人は
自分を棚に上げて
ただただ相手をヒステリックに攻撃する。
哀しむ人は、愛の人。
静かにただ時を止めて哀しむ。
愛していたら憎まない。
憎めない、それが愛。
そしてそれができる人はいい女だと言った。
その言葉にももは涙し心が楽になった。

 

哀(愛)の人になりたい

器を大きくしたい

気づいてよかった

 

今日も素敵な1日になりますように。